10形

江ノ電開通95周年を迎えた平成9年に登場しました。
藤沢〜江ノ島〜鎌倉を結んで走る江ノ電沿線は、昔からの観光地や鎌倉時代からの歴史のある町で、沿線にぴったりなコンセプトを持ったデザインの車両が長く待ち望まれました。
11+51 江ノ電開通95周年を迎えた平成9年に登場した、1編成2両(11+61)の新鋭車両です。
新しく造られた車両は「レトロ電車」と名付けられました。この電車の登場までは、構想企画から製作まで約2年かかっていました。
この車両のコンセプトは、これまでの江ノ電とは違い、貴族的なオリエント急行、100年前のオスロ路面電車、150年前のロンドンバーミンガム鉄道の王客室など、クラシックで個性のある車両を求めた車両です。
11+51 100周年の記念シールがついている、10形です。